うまく勃起できなくなる

包茎手術をすれば、余計な包皮はなくなり自信を持って性行為が出来ると思っていたのに、いざ勃起しようと思ったらできないということがあります。それは包皮を切りすぎてしまったときに起きる後遺症ですが、平常時はなんともなくても、勃起をすれば大きくなるペニスに包皮の長さが足りなくなるので、引っ張られ痛みが生じます。勃起が出来ないのであれば、性行為は難しくなりますから包茎手術を受けた意味がなくなります。

そんな後悔をすることがないようにするためには、勃起時のことを想定して包茎手術で切除するべき包皮の範囲を決められるクリニックを選ばなければいけません。もしも、このような後遺症になったときには、対処法としては包皮を伸ばす手術を受けて、勃起時の不具合を解消すればなんとかなることもあります。ただ、一度包茎手術に失敗したクリニックに任せるのが不安ということであれば、別のところで修正手術を受けたほうが良いでしょう。

ケロイドが残ってしまう

包茎手術をするときによくある失敗が、傷跡が盛り上がってしまうケロイドになることです。当然ながらケロイド上のペニスは、女性に自信を持って見せられるものではありません。せっかく包茎手術でペニスの見た目が良くなると思ったのに、それ以上に目立つ傷跡が後遺症となれば失敗としかいえないでしょう。ケロイドになりやすい体質の人というのはいますから、そういう人には、切らずに余計な包皮を糸で固定する包茎手術が向いています。失敗してから後悔するのでは遅いですから、最初からそういう包茎手術が出来るクリニックを探すのが自分のペニスを守る一番の方法です。

そして、もし自分でもケロイド体質だとわかっておらずに包茎手術を受けて失敗してしまったときには、その部分を切除することで目立たなくさせることはできますが、それができる医療機関は少ないし、すでに包茎手術で包皮が余っていないのであれば更に切除するのは無理です。そんなときにはケロイドになっている部分で電気メスで焼いて、皮膚を再生させるやり方もあります。

まとめ

包茎手術を受けるとき、よくある失敗としては包皮を切りすぎて勃起をするときに痛みやツッパリ感が出てしまうこと、そして傷跡がケロイドになってしまうことがあります。切りすぎた包皮を伸ばす手術や、ケロイドになっている部分を切除したり焼いて皮膚を再生させることで、そういった後遺症を改善させることは可能です。ただ、失敗していないときに比べれば、ある程度の問題は残ったままです。ですから、包茎手術に失敗して後悔をしないように、入念な準備をするクリニック、そして切らない手術ができるクリニックを探すべきです。